理学療法士という職業を御存知でしょうか?理学療法士は『理学療法士及び作業療法士法』に基づく国家資格であり、PTと呼ばれることもあります。
内容としては医師の指示のもとで身体に障害のある方などに運動や物理的な治療を行うことで日常生活を送る上での基本的動作の改善を図るものです。いわゆるリハビリの際に手助けしてくれる方が理学療法士だと思って良いでしょう。
最近では治療後に何らかの障害が残った場合の基本的動作や日常生活活動を改善するための指導や福祉用具の選定、住居改修や環境調整、生活習慣病の予防なども理学療法士の仕事として活躍の場を広げています。
理学療法士になるには養成校と呼ばれる4年制大学、短大、専門学校の卒業生か海外において理学療法士に関する学校を卒業したか理学の免許に相当する資格を得て厚生労働大臣の認可がおりたのいずれかの要件を満たしていることが第一条件となっています。
それをクリアした上で理学療法士国家試験に合格し、登録することで初めて理学療法士と名乗ることが出来るのです。相当長い期間の基礎勉強が必要であり、現在でも登録者数は6万人弱となっています。
国家試験は年1回のみ実施されているので目指している方は合格出来るように勉強に励みましょう。
理学療法士の主な仕事内容としては身体に障害を持った方の寝返りや起き上がり、立ち上がりなどの補佐を行うとともに、それらの回復、維持、能力低下の予防をしていくことになります。
小児から老人まで幅広い年齢層が必要としているのが理学療法士ですが、近年高齢化の傾向にあり、ますます需要は高まっています。
病院や老人養護施設だけでなく在宅での仕事もあり、幅広い視野が必要とされています。
交通事故や労働災害による障害など社会復帰を目指す方の手助けをすることもあれば、脳性麻痺や筋ジストロフィーなどにおかされた子供たちを相手にすることもあるでしょう。
また最近増えている生活習慣病患者も理学療法士の相手となります。
就職先も様々ですが、最近増えているのが在宅医療の現場での活躍です。在宅看護をされている家庭にお邪魔してそこで様々な治療を行うのです。在宅での仕事になると専門的な機械や道具なんかもないので画期的な発想も必要になってきます。
給料的に見れば決して多くの額は貰えない上に労働としては大変きついものがあります。介護の現場と同じように体力もいる仕事なので理学療法士を目指すのであればそれなりの覚悟を持って頑張っていきましょう。